懐石料理店で1年半働いた後、もともと目指していたすしの世界へと転職した。今は魚の下処理 (水洗い) などの仕込みや接客を担当している。豊洲市場へ行くのも毎朝の日課だ。
「毎日行くことで、魚の旬や値段などがわかるようになるし、市場の人とお話しするのも勉強になります」。市場で譲ってもらう「練習用」の魚を厨房に持ち帰り、さばく練習をしているのだそう。目標は「まずコハダ」と内野さん。
「コハダをおろさせてもらえるように、毎日練習しているんです」。一人前のすし職人になり、いつかこだわりの一品料理を出せるすし店を持ちたい。夢は広がっている。
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